サンデル教授

 昨日のNHKスペシャルでサンデル教授の白熱授業を見ることができました。テーマは東日本大震災です。アメリカ、中国、日本の優秀な学生が参加していました。日本だけは社会人が参加していました。

 日本人のマナーの良さ、助け合うことコミュニティーに賞賛の言葉が出ました。ここで言って欲しい事がありましたが、日本の学生からは出ませんでした。日本の田舎には最近まで「結い」制度がありました。本家を中心に別家があり、萱吹きの屋根を修繕するときは皆が集まって手伝ってくれます。今でも水田の回りの草刈などは共同で行っています。そのようにして助け合ってきたのです。

 建設業の談合や相撲の八百長はそのようなベースが合っていると思っています。少なくなった仕事を分け合ってきたのです。悪い行為は、政治家に仕事の受注を依頼することで談合の全てを否定することではない。相撲の八百長もお金が絡む行為は良くないのですが、相手が負け越しになりそうだと思えば、心のどこかで可愛そうだと思う気持ちが湧き起きるのが当たり前です。

 このような優しい気持ちを、単に競争と言う言葉で片付けないで欲しい。

 

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