教えられること その2

 口蹄疫の感染が広がっていますが、そのことが書かれた新聞記事(岩手日報夕刊 5月26日)に次のようなことが書かれていました。宮崎県の県立高鍋農業高等学校で実習用の牛や豚が処分されたそうです。生徒たちは、処分場から離れた体育館に集められバスケットボールをしていた。『動物の鳴き声が聞こえてショックを受けないように』との学校の配慮。この後にいろいろ書かれて、最後に牛や豚の思い出を文章にまとめようと話し合っていると言うことが書かれていました。

 なんと学校の考えることは情緒的なんでしょうということを感じました。今まで私の記憶では、口蹄疫が流行った事を知りません。この機会に畜産業にはこのようなリスクがること。感染した時の対処方法はどうすれば良いのか。その対処方法は海外との比較など、学ぶことが沢山あるのに、体育館に生徒を集めてバスケットをしていたなんて、とてももったいないことだと思います。2つ同時にやらなければならないことがあれば、再現性のあることをはずします。この場合バスケットはいつでも出来ますので、牛が処分されることを目を開いて見つめ、これからどうしたら良いかを考えることが重要だと思います。

 いつも大事なことから目を背ければ、本当に困ったときに耐えられなくなります。生徒に教えるのは、教科書の中身ではありません。教科書を通じてどのように生きるかだと思います。チャンスを逃しているように思いました。

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One Comment

  1. FKudo
    Posted 06/15/2010 at 10:09 AM | Permalink

    その通りだと思います。口蹄疫というおそろしい感染病を知る貴重な体験だと思います。近年では、鳥インフルエンザも流行し、家畜や養鶏などの農家が深刻な被害を受ける病気が次々と世界中で発生しています。現状を把握し、真実と向かい合い、そして解決方法を見いだす教育を重視してほしいと思いました。そして、世界に貢献できる科学者、政治家、起業家をたくさん育成できる国になってほしいです。

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