ITと再生可能エネルギー

 ITの普及で利便性が向上したのですが、地域に長い間根ざしてきた商店がどんどん減少して町としての機能が失ってきています。それに変わり、大型のスーパー等が進出し、住む人の顔が変化しています。地域に根ざした商店が減少し、雇用が減少してきているので、人口も当然減少せざるを得なくなっています。ITの普及によるメリットと町が壊れていくデメリットを考える必要があります。

 一方、これから再生可能エネルギーを普及すると、雇用が増えてきます。再生可能エネルギーはエネルギー密度が小さいので、エネルギーの移動はしないでその場で使わなければなりません。私はこれまで10年以上このエネルギー密度の低い再生可能エネルギーに取り組んできましたが、多くの方から言われるのは『コスト』のことだけです。もちろんコストは重要なファクターですが、コストの壁を乗り越えて再生可能エネルギーを導入する重要性がもっと大事ではないかと考えています。それは地域に新しい産業が興り、人が増え町が出来るからです。安全保障にもつながります。

 目先の利益よりも長い目で見た視点も重要ではないかと考えています。しかし、『コスト』の壁を乗り越えて説得する難しさを感じています。

 また、将来電気自動車が普及するとガソリンスタンドが減少するでしょう。電気自動車の電気を電力会社から購入するのでは、さらに雇用が生まれなくなります。電気自動車に使う電気は、再生可能エネルギーに限定しないと儲かる人と儲からない人の格差が出来てしまいます。表向きの議論(二酸化炭素の削減)ばかりではなく、人としての生活を守ることも考えなければいけません。

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