i-Constructionへの取組

  • 取組の概要

国土交通省では、「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組であるi-Construction(アイ・コンストラクション)を進めています。

工藤建設でもこのi-Constructionに早くから取り組み、平成28年から社内にICT専門部署を立ち上げて段階的に導入し、現在では測量から施工、納品まで全ての施工プロセスで自社施工できるレベルに達しております。

令和2年度には「みちのくi-construction奨励賞(国土交通省 東北地方整備局)」を受賞しており、令和4年度には、東北地方整備局が建設現場のさらなる生産性向上と東北地域建設業におけるDX促進を目的に、地域全体の建設企業が個別の会社レベルでは難しいデジタル化について、技術相談し易く・取り組み易い環境づくりに向けて創設した「ICTサポーター制度」の「ICTサポーター」(ICTやデジタル技術に係る豊富な実務経験や知見、ノウハウを有する企業等)として認定されました。自社内でのICT技術活用のみならず、地域全体の建設業の生産性向上を通して建設業の魅力アップに貢献してまいります。

 

  • ICT活用のフロー

➊ 3次元起工測量(UAV・レーザースキャナ)

 ➋ 3次元設計データ作成(EX-TREND武蔵)

  ➌  ICT建機による施工(マシンコントロール/マシンガイダンス)

   ➍ 3次元出来形計測(UAV・レーザースキャナ・EX-TREND武蔵)

 

  • ICT活用の効果

工藤建設ではICT活用を作業土工にまで拡張して普段使いに取り組むほか、社内勉強会を実施して一人ひとりのスキルアップを図っています。

また、現場見学会を開催して社外への普及啓発も実施しています。

これにより、工期短縮や人員削減、安全確保、週休2日の達成、そして若手人材の継続雇用を実現しています。

活用効果(例)